過去ログ - Ｐ「二宮飛鳥は本音で喋れない」 -SS速報VIP

過去ログ - Ｐ「二宮飛鳥は本音で喋れない」

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2: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 09:52:36.82 ID:S8KTN0vX0
―――事務所―――

飛鳥「……」ｿﾜｿﾜ

ちひろ「あら、おはよう飛鳥ちゃん」

3: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 09:54:30.71 ID:S8KTN0vX0
ちひろ「いえ、最初のプロデューサーさんにスカウトされた時とは大違いと思いまして」

飛鳥「そうかな。ボクはボクのままだよ（あの時は凄く怪しい人だなと思ったんだもん……）」

ちひろ「こんな風に、みんなより朝早くに来て待ってるなんて想像できませんでした」

以下略

4: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 09:57:14.18 ID:S8KTN0vX0
飛鳥「早起きしてしまってね。家で無為な時間を過ごすより、ここで有意義に過ごしたいと思って（Ｐに会いたかったんだもん）」

Ｐ「そうか。もしかして待たせちまったか？」

飛鳥「キミを待っていたワケじゃないが……まぁ、そうだね。少し待った、かな（ずーっと待ってたから褒めて！）」

以下略

5: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 09:59:57.75 ID:S8KTN0vX0
ちひろ「あ、私にもブラックで淹れてもらえませんか？」

Ｐ「あ、はい。わかりました」ｽﾀｽﾀ

飛鳥「……（流石大人の女……）」

以下略

6: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:02:02.86 ID:S8KTN0vX0
ちひろ「でも逆だってあるの。大人になったら見えなくなるモノ、感じられなくなるモノ、聞こえなくなるモノ」

ちひろ「少なくとも、今飛鳥ちゃんが感じているそれは、大人になったら感じられなくなるモノだろうから」

飛鳥「……（やっぱりちひろさん、ボクの事、気付いて……？）」

以下略

7: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:04:00.95 ID:S8KTN0vX0
―――夜　女子寮　飛鳥の部屋―――

飛鳥「んん～っ！」ﾎﾞﾌｯ

飛鳥「もふもふ！もふもふ！」

以下略

8: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:06:19.63 ID:S8KTN0vX0
蘭子「血が疼くような宵闇に如何した世界少女よ（こんな夜遅くにどうしたんですか？飛鳥ちゃん）」

飛鳥「蘭子、今、時間大丈夫？」

蘭子「え？あ、ああ。暫しの時を刻むがよい（す、少し待っててね）」

以下略

9: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:07:39.18 ID:S8KTN0vX0
飛鳥「それでね。相談なんだけど……やっぱPって、大人の女性の方が好きなのかな……」ｼｭﾝ

蘭子「ど、どうかな……私はそうは思いませんけど……」

飛鳥「今日ね。朝早くから事務所でPの事を待ってたんだ」

以下略

10: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:09:40.29 ID:S8KTN0vX0
飛鳥「蘭子も頑張ろう？あ、今日はその話じゃなくて……」

蘭子「はい。それでこのままでいいのか、とは？」

飛鳥「コーヒー、ブラックで飲めるような大人の女性の方が、Pは好きなんじゃないかって」

以下略

11: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:11:46.70 ID:S8KTN0vX0
飛鳥「なんかね、子供だからこそ感じられるモノと大人だからこそ感じるられるモノがあるんだって」

蘭子「……なるほど。それは実に興味深い」

飛鳥「蘭子、口調」

以下略

12: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/03/16(月) 10:13:33.45 ID:S8KTN0vX0
蘭子「でもいつかみんな失ってしまいます。ですから、無理に大人にならなくていい、今を楽しみましょうとちひろさんは教えてくれたんじゃないですか？」

飛鳥「そういう事、だったんだね。ありがとう、蘭子に相談してよかった」

蘭子「いえいえ。私がお役に立てたなら、何よりです」

以下略

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