過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
1- 20
160:名無しNIPPER[saga]
2015/04/06(月) 01:16:13.17 ID:3QQGKw5VO

咲「お招きいただき感謝します天江さん。今日は一緒に楽しみましょう」

衣「衣でいい。少なくともノノカ達の認める打ち手ではありそうだ。楽にしてほしい」

咲「衣ちゃん、よろしくね」

衣「ちゃん!?」

 変な声を上げて固まる衣。
 表情にはありありと戸惑いの色が現れていた。

衣「いや待て。どうして天江さんから衣ちゃんになる。砕けすぎではないか」

咲「衣さんというのはなんだか違和感があって……あの、失礼ですけど本当に歳上なんですか?」

衣「衣はれっきとした高校二年生だ! 日本には制度がないから飛び級でもない!」

咲「……うーん。すみません……」

衣「そ、そう謝られると衣が悪い気がしてくるではないか」

衣「なあトーカ、衣は悪くないよね?」

透華「宮永さん、あまり衣をからかわないでくださいまし」

咲「うぅ……ごめんなさい……」

透華「あら……わざとではないんですのね」

透華「衣、宮永さんの反応も致し方のないものかもしれません。許してやりなさいな」

衣「いやおかしくないか!? 衣はそんな反応をされて当然の存在なのか!?」

透華「多少自覚があった方がよいですわ。正しい自己評価はあった方がよいに決まってるのですわー!」

 「おーっほっほっほっ!」と高笑いする透華はどこまでもステレオタイプなお嬢様だった。

衣「衣……何か悪いことしたかな……」

咲「あ、あのごめんなさい! でもとても可愛らしいと思います」

 「可愛らしい……子ども扱いではないか。ぐすん」と肩を落としてしまう。
 どうすればいいんだろう。咲にはフォローの仕方が思い浮かばなかった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/901.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice