過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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183:名無しNIPPER[saga]
2015/04/09(木) 13:17:15.80 ID:BMPfZKxO0


南二局 一本場

四五六@AFF234567

咲(六巡……ペンBp待ちテンパイ。ドラは@p……)タン

衣「ねえ咲、咲は衣の莫逆の友になってくれる?」タン

咲「ばく……ぎゃく?」

衣「親しい仲になろうという事だ。受け入れてくれると嬉しい」

咲「……」タン

衣「黙りか……悲しいな」

はやり(……咲ちゃんと天江さんは、仲良くなれると思ったんだけど)

咲「嫌っていうわけじゃないんだよ……ただ……」

『なあ咲、衣達の麻雀は……相手に負担を強いるな』

衣「凡百の徒ならば壊してしまう衣達の麻雀も……本人同士ならば、共に楽しめるのではないか」

『あんなふざけた打ち方をされても、あの子を認めたのは実績を示す一助になる。そう思っているからこそですよ』

『咲っ! どうしてわざと負けたの!?』

『わたしね、本当は咲ちゃんに嫉妬してた』

咲「そう……だね。私たちみたいな麻雀は何をやっても……傷つけちゃう。嫌な思いをさせる」

衣「だからこそだ!」ガタッ

咲「っ!」

衣「咲が共にいてくれるならば……衣は、衣達は独りではない」

衣「もう嘆かなくていいのだ……狭い部屋に閉じこもって、震えなくても」

衣「力ある打ち手は世の中に数いれど……衣と同じ苦しみを抱えて過ごしてきた者と巡り会えたこの幸運は奇跡」

衣「運命めいた縁すら感じる……この手をとり、繋いでくれるならば……」

衣「もう何も恐くない、衣と共にいてくれ」

咲(…………私は……私の麻雀は…………)

『ーーやっぱりサキは、そうやって笑ってた方が可愛いね』

咲(…………ネリーちゃん……)

スッーーーー




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