過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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185:名無しNIPPER[saga]
2015/04/09(木) 13:19:29.65 ID:BMPfZKxO0

南三局

衣「衣の支配は、深い水底へといざなう。深い水底こそが衣のフィールド」タン

一「……」タン

咲「……」タン

透華(先ほどのチャンスを逃したのが痛い、ですわね……)タン

衣「地の理は人の和に如かず、とは言うが……独力でその支配を揺るがす咲は、並の打ち手を並べたところで匹敵するものではないか」タン

一「……確かに、宮永さんの代わりはできそうにない」タン

咲「……」タン

衣「リーチだ」

咲(早いっ……役牌と暗刻、待ちは……6sと9sあたり?)

衣「咲よ、喋ろう。もっと話がしたいのだ」

咲「どうして私にこだわるの……」

咲「対等に打てる相手なら私の学校……臨海の人なら私より強い人もいる。わからないよ」

衣「臨海……咲は臨海の人間だったか」

衣「……臨海の打ち手。思い出した。昨年全国に出場した折当たったな」

咲「なら」

衣「正直あまり良い印象はない。対峙こそしなかったものの、まんまと逃げ仰せられた」

咲「逃げ……?」

衣「昨年の準決勝、勁敵を前に尻尾を巻いた選手がいた。それだけの話だよ」

咲「……その選手って」

衣「メガン・ダヴァンといったか」

咲「っ……」タン

衣「衣が望む打ち手は怪物を前に臆する者ではない……あのように小心な様では、衣の望む相手にはほど遠い」タン

咲「……」タン

衣「興を削いでしまったな。つくづくあの打ち手が忌々しいよ」タン



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