過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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644:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 07:37:24.71 ID:XX6TlV+G0



 一部宿泊客での騒動もあったが旅館の夜は恙なく更けていき、咲たち臨海のレギュラー陣は広間で夕食をとる事になる。急遽逗留を決めた衣も一緒だ。

ネリー「んー、おいしーねサキ」

咲「そうだね……」

 直前の騒動があり、絶品の懐石料理に舌鼓を打つとまではできない心境の咲だが、ネリーの言葉に頷く。

衣「ふむ、これは美味だ」

衣「どれ咲、食べさせてやろう。あーん」

咲「あの……私も同じのありますから」

 食卓の雰囲気は明るい。直前の騒動が尾を引くかと思われたが、咲の意外な事に衣やハギヨシも気にした素振りを見せなかった。

明華「智葉、わかってますね?」

智葉「わ、わかってる」

智葉「ーーさ、咲っ」

咲「え?」

智葉「さっきはすまなかったな……口外しないという約束まで破ってしまった」

咲「い、いえ……いいんです」

咲「あんな状況でしたし先輩も混乱してたでしょうから」

咲「こちらこそすみません。思わず飛び出していってしまって」

 あのタイミングで飛び出してはまるきり智葉が悪者だ。困らせてしまっただろう。咲は反省していた。

智葉「咲……」

咲「も、もう話題を掘り返すのはやめましょう。やっぱり恥ずかしいです」

 和やかなムードで食事は進む。ダヴァンはというと相変わらずカップ麺まで食卓に添えていたが、もはや衣たちですら指摘しななかった。


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