過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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699: ◆JzBFpWM762[saga]
2015/10/14(水) 21:13:41.80 ID:KjbLMRVIo

 続いて襖が開き、監督が顔を覗かせる。

アレクサンドラ「皆、いる?」

 入ってきて居合わせる顔ぶれを見渡していく。欠員がないことを確認し、ハギヨシを供につけた衣がいることも認めると、

アレクサンドラ「貴女が天江さんか。挨拶が遅れたけどいらっしゃい、臨海へようこそ」

 薄く笑いかけて歓迎する。

衣「こちらこそ挨拶が遅れた。よろしく頼む」

 恭しく返した衣は自分がここにいて問題はないかと尋ね、智葉たちを介して出した許可で問題ないと認められる。

アレクサンドラ「練習にも参加していってもらえるのかな? 前もって許可は出しておいたんだけど」

智葉「ちょうどその話をしていました」

衣「是非お願いしたいと思っていた!」

 その話を聞くと監督は上機嫌に相づちを打つ。

アレクサンドラ「そう。それは有り難い。うちは選手の特性上、対外試合を組みづらくて困っていてね」

衣「他校との試合はしていなかったのか?」

アレクサンドラ「国内では、そうなるか……海外のチームとの交流で賄っていたけど」

 そういえば、日本に限れば他校との合同練習などはなかったな、と咲は思った。

ネリー「んーむむっ……他校との試合とかなくてよかったよね。正直、めんどくさいし」

 箸の扱いに苦戦しながら食事しているネリーが言う。

ハオ「こっちから出向かなくていいから?」

ネリー「うん!」

ダヴァン「私としテハ……出向いてみたくもありマスが」

明華「ご当地のカップ麺が買えるからですか?」

ダヴァン「ハイ!」

智葉「……やれやれ」

 二人共にらしい発言に咲は苦笑いした。



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