過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/03/22(日) 19:47:23.12 ID:MXertwVhO
宴もたけなわ。盛り上がる皆をぼうっと眺めながら、咲はカラオケボックスで用意された唐揚げをつまむ。
ネリー「サキどうかした?」
咲「ううん。何もないよ」
予選は優勝。次鋒のハオであっさりトビ終了し、あっけない幕切れとなった。
予選は通過点でしかなく、もはやそれは咲の眼中になかった。咲の心中を占めるのは、個人戦、そして個人戦で当たるだろう先輩の事だけ。
ネリー「うーんそう? あ、次ネリーの番だって。いってくるね!」
順番だと伝えられマイクを手に駆けていくネリー。
ダヴァン「サトハはどんな歌が好きなんデスか?」
智葉「歌か。演歌をよく聴くな」
気にしている人物の声が聞こえて、咲は耳をそばだてる。
演歌が好きなんだ。
容易に想像できる趣味に咲が微笑を零していると、
ネリー「どれが理想ってやつなんだ♪ 彼が理想ってやつなんか? 答えてよデジタ〜ルモグラ〜♪」
智葉「あれはサカルトヴェロの歌か?」
ダヴァン「どうみてもJ-POPデスよ……」
そんな話があって込み上げる笑いを思わずこらえた。
ネリー「あれ元気になった?」
咲「う、うん。ちょっと気が紛れたかも」
その後、智葉が天城越えを歌ったりして盛り上がり、咲は悩み事を少し忘れる事ができた。
明華「歌といえば私。私といえば歌。私の出番が来たようですね」
智葉「座ってろ」
ハオ「私が歌いますね」
そんな一幕もあったが。予選を勝ち抜いた打ち上げは盛況の内に終わった。
咲「終わったね」
ネリー「帰ろっか」
智葉「ああ。さっさと帰るぞ」
ネリー「えっ、サトハ!?」
咲「先輩?」
いざ解散の段になりネリーと帰ろうとすれば、なぜか智葉がいて咲のみならずネリーも驚いた顔をした。
智葉「この前の事もあるからな……時間も遅いし送っていく」
咲「え、でも……」
智葉「前はネリーと帰らず家とも別の方向にいくからどうしたかと思ったぞ。危なっかしい。自覚しろ」
咲「は、はあ……」
生返事をする咲。
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