過去ログ - 幼女「おじいちゃん。なんの……用?」妖精長「なに、ちょっとした頼みごとじゃ」
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 21:07:17.02 ID:y0A3Bkmh0

院長「はい。悲しいことですけど、未だに人間と魔族との確執は消えていません。彼女のようなタイプの人型魔族は見た目もほとんど人間と変わらない、だけど……」

剣士「世間はそうは思ってくれない」

院長「はい。彼女は子供たちの中でも誰よりも優しく、他者を思いやることが出来る子です。でも、周りはそれだけじゃわかってもらえなくて……」

院長「ここなら人の目に触れることはありません。ここでなら私のか細い腕でもあの子達を守っていける……そう思ったから……ここに」

剣士「か細い腕? 冗談だろう? 君はその腕で世界を救ったんじゃないか」

院長「も、もう! あんまりそういうことを口に出さないでください剣士さん! 私の過去は子供達には内緒なんですから!」

剣士「何故だ? 話してあげればいいじゃないか」

院長「絶対ダメです! こんなこと、あの子達に知られたら……」ガタガタ

剣士「そういうものだろうか? 君は今の平和に貢献した立派な人だ。それを無かったことにするのは……」

院長「私にはそういう生き方しかできなかったからです。そういう技術を学ぶしか方法が無かったから……あの子達にはそんな生き方、して欲しくないんですよ。だからお願いします……くれぐれも私の昔の話は……」

剣士「あ、ああわかった。勇者にも言っておく」

院長「ありがとうございます、剣士さん」ニコッ

剣士「あ、ああ///」




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