過去ログ - 幼女「おじいちゃん。なんの……用?」妖精長「なに、ちょっとした頼みごとじゃ」
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8:名無しNIPPER[saga]
2015/03/16(月) 21:10:59.36 ID:BI9wz96C0

男「あいつはそういう運命の下に生まれてきてるんだよ。自分をニートだと称してひっそりと生活しようとしても世界がそれを許さない。あいつは死ぬまで騒動の中心に配置される。それが勇者って生き物なんだから」カッカッカ

女「私は……そんなユーシャの運命をこの手で救いたくて……!!」

男「思い上がるなよ? 聖女風情が1人で抗ったところで、運命って奴はそう簡単に変えられられない」

女「………まだ世界がユーシャを望んでいるっていうこと?」

男「その通り。いくら嫌がっても事件のその場にいてしまう。世界を救うチャンスがあっちから転がってくる。知らないうちに皆の注目を浴びてしまう」

男「だから彼は表舞台に降りたくても降りられない。主人公は物語が終わるまで滑稽なダンスを観客に見せ続けなきゃならないんだよ。それが主役の責任というやつさ」

男「そして俺達はすでに舞台を降りた人間だ。わかるだろ?」

女「………わかったわよ」

男「わかったら俺達も自分の立場をわきまえて、傍観者を決め込んであっちの世界には関わらない。それが正しい選択なんじゃないか?」

女「……でも」

男「でも?」











女「でも最近ユーシャ全然目立ってないじゃない」




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