過去ログ - 幼女「おじいちゃん。なんの……用?」妖精長「なに、ちょっとした頼みごとじゃ」
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861:名無しNIPPER
2015/08/09(日) 18:56:15.23 ID:5iwJ/bvX0
参謀「日記?」 使用人「はいー」



――予告編――



参謀「僕の書斎にこれが?」

使用人「はいー、本棚の裏に挟まってたですよ」

参謀「名前は……僕の名前だね」

使用人「ええ、ですから当主様にお渡ししたわけです」

参謀「………」

使用人「あ、中は見てないですよ? 神に誓って!」

使用人「神に誓って!!」

参謀「なんで二回も言ったの?」

使用人「なんだったら悪魔にも誓いましょうか?」

参謀「いや、別にそこまではしなくていいのだけども……」



この世界はどうしようもなく、間違っている。




美少女「ニシシ! 引っかかった引っかかった!!」




なんとなくだけどいつもそう思ってきた。誰にも言わなかったけどそう思っていた。だけど『君』に出会って確信したんだ。この世界は間違ってるって




使用人「……待ってますからね」

使用人「ずーっとずーっと……待ってますから」





だから僕はここに記録しておこうと思う。この事実を忘れないために。




騎士団長「魔族は全て駆逐する! 一匹たりとも例外はない!!」

少年「父上! やめてください!! これ以上は!!」

騎士団長「黙れ! 魔族は悪だ! 悪は必ず滅びなければならない!!」

少年「違う! 彼らは違う!!」



僕が歩く道を間違えないために



魔族将軍「私を甘く見るな人間よ!! 今の私を焼くにはこの程度の炎など……ぬるすぎる!!」



そして、僕と君がいつかまた心の底から笑い合えるように



副官「私はあなたのことを本当に……」



僕は残していく。今の僕にはこれくらいのことしかできないと思うから。



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