過去ログ - 末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」 (旧タイトル【BとYとK】)
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3: ◆54DIlPdu2E[saga]
2015/03/16(月) 21:29:29.02 ID:/hCDD+UR0
数日後、北辺都市から少し離れた土地、商人は帰途についていた。

商人「どうにか仕事も順調だったし、帽子とネックレスは王都で、木彫ナイフは北辺都市でいい物が見つかった」

商人「熊の毛皮は少し苦労した…どちらの街でも、毛皮工房にさえ在庫がなくて」

商人「北辺都市の郊外の村で、ちょうど家畜を襲った熊が仕留められた話を聞き」

商人「仕留めた猟師から買い取ったのだが…加工していない毛皮は本当に臭いな……」

商人「末妹のバラの花だけは、最盛期ではないためか、どこの花屋でも品切れ…困ったなあ」

商人「……おや、こんな森の中を通るのはおかしいな? まずい、一旦馬車を止めよう…どうどう」

馬「ひひん?」 ピタッ

商人「困った。夜中なのに、本格的に道に迷った…しかも人家が見当たらない」

商人「そう言えば…子供の頃に聞いた言い伝えでは、北の国境付近には……」

商人「近隣の人々が決して足を踏み入れない呪われた森がある、と…」

商人「もしかして、この辺りではないのか?」

わおおーーーーん

馬「ぶひ?ひんひーん!」

商人「馬が怯えている、落ち着いておくれ」


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