90:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:20:22.07 ID:pI+2U8Ob0
教授 「システム一式はその企業から明日届くのだけど」
男 「ずいぶん早いですね」
教授 「あちらの研究員も同行してくれるそうだ……素敵な女性なんだがどうしても君に会いたいらしくてね」
91:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:20:56.55 ID:pI+2U8Ob0
機材が運び込まれた
開発にいったいどのくらいの金額がかかったのだろうか
92:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:21:44.09 ID:pI+2U8Ob0
着々と準備は進み
男「姉ちゃん!」
93:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:24:00.13 ID:pI+2U8Ob0
当日
VRシステムルームに入って全身にデバイスを装着する
94:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:25:25.11 ID:pI+2U8Ob0
教授 「自分で言うな」
研究員「台無し」
生徒 「少しは自重しろ」
95:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:25:57.68 ID:pI+2U8Ob0
また仮想現実上の環境が作り出す刺激はVRシステムとデバイスを介して僕の現実の身体に影響を与える
擬似神経接続を応用したおかげで従来のものとは精度が違うらしい
96:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:26:35.58 ID:pI+2U8Ob0
しかしあくまでもぶっつけの臨床試験だ
何かトラブルが発生した場合には被験者である僕に対して悪影響がないとは言い切れない
むしろリスクの方が高いだろう
97:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:27:08.00 ID:pI+2U8Ob0
教授「いいかい? 相当高度なVRシステムの上に検証結果もほとんどない」
男 「はい」
教授「大抵の人間は立っていることすらままならないのだそうだ」
98:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:27:51.43 ID:pI+2U8Ob0
生徒「制御システム……オンライン」
生徒「電圧異常なし」
生徒「血圧・心拍数ともに問題なし」
99:名無しNIPPER[saga]
2015/03/17(火) 00:28:20.55 ID:pI+2U8Ob0
緊張感ならある
不安だってある
でも高揚感のほうがそれを上回っていたんだ
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