2:名無しNIPPER
2015/03/17(火) 06:21:24.09 ID:dIlZ5KqU0
残りの小学校生活、私は心にぽっかりと穴が開いたのを自覚しながら、まるで規則的に動く人形のように学校へ行ったり来たりして、ながながとつづくおびただしい時間を埋めていった
京子はといえば、私よりもずっと様子がおかしかった
あんなにも大人しかった京子は、九官鳥のようによく喋るようになり、なにかに突き動かされているように不自然に活発で、社交的になった
私はそんな京子の変化を心配していた
私の心配は、おそらく友達へのそれの程度を超えていただろう
なぜなら私は、京子のことを、愛していたのだから
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