196: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/20(金) 23:56:37.45 ID:6tAZiATYO
時間をかけゆっくり進む。
そして、とうとう倉庫の前にたどり着いた。そっ、と扉の中を除き混む。
「……あ」
その中に確かにロボットはいた。しかし、タイヤを地面に着けてはいなかった。なんと逆さまにひっくり返っている。タイヤには埃が付着していた。
「……」
なんでこんなことになってるのか、クロースは倉庫の中を見渡す。一歩踏み出すと、床がミシミシと音を立ててしなった。体育館はそうとう老朽化が進んでいるようである。
倉庫内には跳び箱やマットなどの備品がそのまま放置されていた。引き取り手がいなかったのだろうか。
クロースは備品の中にロイター板があるのを確認した。ロボットが勢いよく走っていたところ、あれに乗り上げてひっくり返ってしまったのだろうか。
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