214:では開始 ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:18:38.14 ID:xpqvmykzO
【トト】
オォォォォーン……
215:では開始 ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:20:43.21 ID:xpqvmykzO
「それで?あんたの作戦とやらを教えてもらおうじゃない」
奈都の語る作戦とは案外簡単なものだった。
216: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:22:20.20 ID:xpqvmykzO
「なるほど……」
感心したようにマラソン選手風の魔法少女、ランランランが呟いた。
217: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:24:47.67 ID:xpqvmykzO
と、今度は魔法の端末を取り出した。端末には既にマジカルキャンディーを譲渡できる機能が備わっている事を説明される。
トトは気づかなかった。トト以外にも気づかないものは数人いた。説明のあとすぐにテストに入ったからだろう。
218: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:26:07.94 ID:xpqvmykzO
「えと、私たち以外の魔法少女達は……どうするんですか……?」
屋上にて、奈都の誘いを断った魔法少女達の事だ。
219: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:28:01.32 ID:xpqvmykzO
その後は特に質問もなく、それからチームを組んでネズミを探し始めた次第である。
そして現在。すでにネズミを校舎一回で捕獲したトトとそのチームメイトは、再び校舎内を散策していた。
220: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:28:35.49 ID:xpqvmykzO
つまり魔法少女はこの学校から出られない。変身を解除してからなら出れるかもしれないが、その場合は端末がどこかに落ちているはずである。
マーファチームと一度合流し、捜索場所を分担したが、未だ連絡はない。
221: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:29:53.48 ID:xpqvmykzO
【アナスタシア】
「きゃっ」
222: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:33:04.22 ID:xpqvmykzO
軽く涙目になりかけるが、維持で引っ込めた。
いけない。いくら没落したとはいえ私は高貴なるクリスティア家の血を引いているんだ、これくらいで一々恐れてはダメ、そんなんじゃ一族の復興なんてとてもできない。
223: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/23(月) 22:34:01.53 ID:xpqvmykzO
しかしまずい。これでネズミは残り一体だ。ネズミは以外と隠密性が高く、その上すばしっこいから中々捕まらない。
恥を忍んで仲間になるべきだったとは思わなかった。アナスタシアには秘策がある。自分の魔法がそうだ。アナスタシアの魔法は死体を操れる事が出来る。それでネズミを捕まえさせるのだ。その場合はキャンディーは死体の物になるかもしれないが、それなら端末だけ頂いていけば良い。
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