306: ◆8XBv688BM7pK[saga]
2015/03/28(土) 23:17:31.58 ID:gf7TQQCSO
まず羽織っていたコートを脱ぎ、便座の蓋の上に置く。少し汚い気もするが、我慢する。マフラーも外してコートの上に置いた。
そこまでやった後トトに変身。衣服を着たまま変身すれば衣服も魔法少女が着ているコスチュームに変わってしまうが、予め脱いで置いとけば消えることはない。
再びコートを羽織りマフラーを巻く。自画自賛するようで変な気分だが、トトはかなりの美少女だ。トトだけでなく魔法少女は全員美少女なのだが、それでも見た目麗しい事にはかわりない。マフラーは少しでも顔を隠せるようにするために。コートはお姫様風のド派手なコスチュームを隠すためだ。
トイレから出て周囲を確認。誰も見てないと知るとさっさとトイレから出ていく。
今度は住宅街を走る事になるが、なるべく家々の影を走るように努める。
そしてそうすること数十分。ついに街を抜けて目的地の街にたどり着いた。待ち合わせ場所につく前に一度変身を解いておき、コートを予め脱いでおくのを忘れてたせいで少し寒い思いをしながらカラオケ店に直行。
店員に話しかけ、指定されていた十番室へ。再び周囲に注意を払いながら変身し、薄くドアを開けた。
「失礼します……」
小声で挨拶しながら入ると、中には奈都がいた。
奈都は入室してきたトトに笑顔を向け、本日はご足労有り難うございます、といった。
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