460: ◆Og3LtLVi5H27[saga]
2015/06/28(日) 22:08:14.70 ID:5wrjNZ16O
「ま、知ってても裏切ったことは許さねぇ。容赦はしねぇぞ?ミニチュアール」
声にドスを効かせて言った。思わず関係のないクロースまでゾクりとさせられる。その悪意を直に向けられているミニチュアールの恐怖は相当なモノだろう。
「ひっ……」
「お止めください飛鳥さん。我々は敵同士ではありません。争うなら味方とでなく、黒幕と」
「うるせーな、てめーには関係ねぇ話だろうが」
奈都の言葉を遮るように言葉を紡ぐ。一触即発といった雰囲気だ。次に何を言っても飛鳥は暴れだす。そんな予感が、なんとなくした。
思わず腰が浮き上がる。本当に飛鳥が暴れだしたりしたら。
そうしたら、自分は逃げるのか、それとも止めるのか。どっちだろうか。
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