過去ログ - まこ「それ、もらってもええかのう?」久「自分のがあるでしょ」
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3: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/03/18(水) 19:20:15.35 ID:Az7vDE1k0

門の外にいるようなので被っていまいち姿は見えないけど、須賀くんの金髪はよく目立つ。 走り回っているのでたぶん優希とじゃれてるんだろう

一太「みんな、待ってるんじゃないですか?」

久「んー……ま、待たせておくわよ。 とりあえず今日で最後なんだし、感傷に浸るくらい許されるでしょ」

一太「それもそうですかね……まあ、待っててくれると思いますけど」

久「みんな私のこと大好きだもの。 当然でしょ?」

一太「はいはい、そうですね」

久「なによ、その言い方……」

一太「いえ別に。 いつも通りで安心しただけですよ……あなたのことだから、もっと感傷的になってると思ってたんですけど」

久「私は泣くときはひとりでこっそり泣くって決めてんのよ。 カッコ悪いでしょ?」

一太「そんなことはないと思いますけどね」

久「私は清澄高校麻雀部部長としてクールにこの学校を去っていくのよ。 後輩たちにはちゃんとカッコいい先輩だったって思ってほしいし……」

一太「今さらでしょう? 変に取り繕う必要はないと思いますけどね」

久「最後ぐらい見栄張ってもいいじゃないのよ……」

後輩たちには今まで情けない姿も見せてしまっているけど、概ね頼りになるカッコいい先輩だと思ってもらえてるはずだ……どうせなら、そういうイメージを強く持ってもらいたい

……とりあえず、最後になるんだもんね

…………最後、かぁ

久「……ねぇ」

一太「はい?」

久「……なんでもないわ。 またなにか困ったら頼らせてもらうから、よろしくね?」

一太「僕は便利屋じゃないんですけどね……まあ、できる限りは力をお貸ししますよ」

久「ありがとっ! ……じゃあ、またね」

一太「ええ、また」




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