過去ログ - 少女「神様っているのかな?」
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8: ◆jSJPzJeR/w[saga]
2015/03/18(水) 21:25:19.19 ID:EHOKemnh0


店主「そういやおまいさん、聞いたかい?」


店主の声色が少し変わった


男「なんだよ」


その声色の変化に男も気づきその目が少し真剣になる


店主「北の森で魔物が目撃されたらしい、しかも集団だったようだ」



魔物......この世界で人でも鳥や獣でもなく、魔力を持つものすべてを指す。魔法を使えるものもいる。が、個体差が激しく高等魔法を使えるものもいればほとんど使えないものもいる。



男「どの種だ?」


店主「さあ、そこまでは分からなかったらしい」


男「................」


店主「この町に来なきゃいいんだけどな」


男「そうだな」


店主「この町に魔法使える奴なんていねーからよ」


男「そうだな」


男は少しうつむいて答えた。そう、人間のほとんどは魔法が使えない魔法をほとんど使えない魔物ならまだしも、魔法を使って戦闘する魔物に対して人間はほとんど何もできない。魔力のこもっている魔法道具を使うことはできるがそれが通用するのは下等な魔物である。


たまに、魔法が使える人間が出現することもある。その人間は発見されると国の中心部に召喚される。魔法を使える人間は貴重で、各国の武器になる。
つまり、田舎で魔法を使える人間が出現した場合、ほとんどは国の道具として飼い殺されるのが現状である。





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