過去ログ - 少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
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◆PPpHYmcfWQaa
[saga]
2015/04/18(土) 00:27:24.01 ID:vdS8ynC8o
獣の商人「楽しかったで。ソルはん達が来てくれて、みんなええ子で、ほんまに毎日笑いが絶えなくて賑やかやった…」
傭兵「…マオ」
獣の商人「それにめっちゃ儲かったしな。うしし」ニヤニヤ
傭兵「どっちが本音だよ」
獣の商人「ぜ、前者や前者!!」
獣の商人「お金なんてホントはどーだってええねん」
獣の商人「出会いには必ず意味があるねん。それが例え短い間、一期一会でもな」
獣の商人「ユッカはん達の旅の助けになれたなら、ウチはそれだけで大満足や」
獣の商人「まぁ、命を助けてもろた恩返しにはまだ足りてへん気がするねんけどな…?」
傭兵「そんなことないよ。ありがとう。マオと出会えてよかった…」
獣の商人「…」ジー
傭兵「な、なんだよ」
獣の商人「あはは。あかんって! ウチ相手にそういう優しい顔したらあかん」
獣の商人「そういうのはあの子らの為に取っときや」
傭兵「あ、あぁ…?」
獣の商人「ほんまずるい人やわ」
獣の商人「あんたとしゃべってると…ちょっと、寂しくなってきたやん」
傭兵「…マオ」
獣の商人「飲も飲も!」グイッ
傭兵「最後まで付き合うよ。乾杯」
獣の商人「大人だけでかんぱ〜い!」
マオは酔いつぶれる間際、俺の顔をのぞきこみ、一言『がんばってや』とそう言い残した。
彼女のくれた笑顔は俺がこの街で出会った人々の中で、一番眩しい笑顔だった。
もうすぐ宴も終わる。
マオとの時間もこれで終わりだ…。
傭兵「…で、俺はこの2人をおぶさっていけばいいのか…」
獣の商人「ず〜〜〜zzz」
魔女「…う…んzzz」
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