過去ログ - 宗介「こちらウルズ7、これよりソードアート・オンラインにリンクスタートする」
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114: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2016/02/04(木) 22:33:59.06 ID:9bk1jeaL0
丸太を担ぎ終終わり五分間だけの休息時間を設けた。

体の芯まで疲労しきった彼らはグダグダと休憩をとっている。そのほとんどは覚束ない足取りで給水へと向かっていった。

だが、そんな彼らにも平等に時間は流れるのだ。

一人が時間を確認すると、あとわずかとなっていた。

ゴーダたちは急ぎ足で戻ってきた。それもギリギリの時間でだ。

ただ一人、あと少しというところで転んでしまう。

その彼はそれでもすぐさま立ち上がり、宗助の元へと駆けていったのであるが。

宗助は最後の一人が列に加わると同時に時計をちらりと見る。

宗助「十秒の遅刻だ!貴様らには連帯責任として丸太をもって森の中を四時間走り続けろ!」

ゴーダ「そ、そんな」

ワイズ「そうよ、ただの十秒じゃない」

宗助「それが甘いのだ。この時間がただの集合時間ではなく、爆撃開始時間だったらどうするんだ。貴様は死んでいたぞ」

そういって、宗助は転んだものの近くに歩み寄るとダガ―を取り出し投げつけた。ダガ―は一直線にとび、彼のわずか数ミリほど横をすり抜けて地面に深々と刺さる。

ワイズ「それなら、彼だけ何かしらのペナルティーを……」

宗助「だめだ!貴様ら何をぐずぐずしている。とっとと走れ!」

宗助が激を飛ばすと同時にゴーダたちはのろのろと準備を始めた。

それ以降も宗介の過激な訓練は続いた。時には少数のグループを作り、最低限の装備でダンジョンに放り込み、時にはキリト相手に対人戦闘の訓練を。

そして、仕上げの段階に入ると宗介一人で面倒を見るようになった。

その間もゴーダ達は米海軍特殊部隊並みの訓練を受けさせられていた。

過酷な宗介の訓練成果は着実にでており、精神面、レベルは皆上がり。兵站の面でも各自分担ができるようになっていったのだ。


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