過去ログ - 宗介「こちらウルズ7、これよりソードアート・オンラインにリンクスタートする」
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34: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2015/03/28(土) 23:14:40.07 ID:wxxAP8of0
宗介「ポーション、それにコッペパンを一つ貰おう」

NPC「あいよ」

宗介はNPCからコルと引き替えに商品を受け取った。

アル「軍曹」

宗介「なんだ」

アル「そこの装飾品店に立ち寄っていただけますか」

宗介「いいが、何のようだ?」

そこの店は木箱の上に布を敷いただけの簡素な商品棚に幾つもの装飾品が並べられていた。

アル「軍曹、右から二番目のものを」

アルが示した場所には結晶を入れるためのケースが置いてあった。ケースは二種類有り、金属製のフレームで中をうかがえることの出来るものと布製のマガジンポーチに似たものの二つがあった。

アル「私には金属製のものを」

宗介「そうだな、金属フレームのものを一つと、布製のもの二つ頼む」

宗介は商品を受け取ると、アルがしゃべり出した。

アル「私をその入れ物の中に入れておいてください」

宗介「何故だ?」

アル「私を外に出していれば常にあなたをサポートすることが出来ます」

宗介「サポート?」

アル「そうです、軍曹。私はプレイヤーです。私のスキルを使ってあなたをサポートします」

宗介「そんな事が出来るのか? お前はAIじゃないのか」

アル「私はAIです。しかし、既存のAIなどではありません。単独で戦闘も可能ですし、チェスなどで遊ぶことも出来ます」

宗介「遊び?お前に遊びが分かるのか?」

アル「肯定です。遊びは人間にとって良い影響を与えます。このゲームも本来はそうしたものでした」

宗介「そうだったな」

市場から出た宗介はレベルをあげるために森の奥へと入っていった。


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