12:名無しNIPPER[saga]
2015/03/18(水) 23:07:40.04 ID:ookPrDtq0
亜美「はぁ、はぁ……」タタタッ
実況『双海選手、足が止まりません。このスタミナもアイドルとして培われたものでしょうか』
解説『活動外でも常に動き回っている印象ですからねぇ。当然といえば当然と言えます』
急がなきゃ……あぁもう! 走ってる時間ももったいないよ〜!
終わっちゃう前に……せめて、楽しく……!
〜♪
亜美「!」
実況『ここで着信! 思わず足を止めます』
解説『雑誌の取材を抜け出して今に至るわけですからね。それ関係とみて間違いないでしょう』
亜美「あずさお姉ちゃんからだ……!」スッ
亜美「も、もしもし?」
あずさ『亜美ちゃん? なかなか戻ってこないけれど、今どこにいるの?』
亜美「えっ、あのっ、ト、トイレだよっ! ほら、アレがアレで、ね?」
あずさ『でも……え? あ、ちょっとごめんね、伊織ちゃんに変わるわね〜』
亜美「げ」
伊織『亜美!! アンタが走ってった方、トイレと逆方向らしいじゃない! さてはサボってるんじゃないでしょうね!』
亜美「そ、それは……」
伊織『早く戻ってきなさい! まだ取材の途中なんだから!』
亜美「うっ……!」
亜美「ご、ごめんいおりん! その……取材の方は、亜美抜きで」
伊織『何言ってんのよ! いい? これは竜宮小町の取材なの。私とあずさと、亜美……そして律子。これが竜宮小町よ』
伊織『アンタ抜きじゃ成り立たないの! 分かってるでしょ? とっとと、帰ってきなさーい!』
亜美「!!」
律子『……と、言うわけだから、亜美? 急いで』
亜美「っ……ごめん! キューヨーなんだ!」
律子『え?』
ピッ
亜美「…………」
亜美「いおりん……あずさお姉ちゃん……りっちゃん…………」グスッ
亜美「……う」
亜美「っうぁあ!!」ダッ
実況『三人の言葉のディフェンスを突破し、双子の姉の元へ急ぎます』
解説『この選択はどうなんでしょうかねぇ』
ごめんみんな……亜美、行かなきゃ……ごめん!!
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