144: ◆BFSgsKDuX.
2015/06/14(日) 00:32:31.79 ID:f+tkhvqX0
横須賀鎮守府飛行場……
深海棲艦の登場により新たに建造された飛行場であり、普段は懲戒機や練習機が使用している。
しかし、この日の飛行場は一機の航空機がエンジン音を轟かせているだけであった……。
漣「はえ〜、見たことのない機体ですなあ」
T督「試作機さ、これを呉に届けてくる」
山城「護衛機の準備ができましたよ提督」
T督「ありがとう、帰りは扶桑と戻ってくるからな」
漣「単座で機体の大きさから推測するに艦戦ですな? しかも甲戦」
T督「……詳しいことは言えんがその通りだ。紫電改二とは違って純粋な戦闘機として開発されているからな」
T督「さて、行きますかね」
山城「強風隊、発艦準備!」
妖精「発艦準備よーし」
T督『こちらT、離陸準備完了』
管制塔『T督機、離陸を許可する』
管制塔『付近の空域に敵機は確認されておりませんが、油断なきようお願いしますよ』
T督『了解。T、離陸する』
機体が上空に飛びあがると同時に、山城のカタパルトから強風が射出された。
機影はどんどん小さくなり、やがて見えなくなる……。
山城「護衛が下駄履きでよかったのかしら……」
漣「ご主人様は水上機が好きですから」
山城「腕を買われたとかじゃないのね……不幸だわ」
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