161: ◆BFSgsKDuX.[saga]
2015/06/28(日) 00:26:07.70 ID:unID7ycg0
ー上空ー
妖精1『提督!敵機です!』
妖精2『重爆型だと思われます!』
T督『総員戦闘用意!こちらも視認した。敵機高度5000、俺たちは今4500だ』
妖精3『後続機がいません、威力偵察かと思われます』
妖精4『どうしますか?』
T督『緑小隊と青小隊は撃墜に迎え!』
妖精7『こちら緑小隊、了解した』
妖精10『こちら青小隊、了解した』
強風6機が上昇するために機首を上げ、編隊を離れる。
相手は重爆、その中でも特に消火性と対空能力に秀でたものであった。
爆弾搭載量は計15000キロ、13ミリ機銃10問、20ミリ機銃7問を備えている四発機である。
だが、それらの能力と引き換えに速度が犠牲になっており、本来は偵察には向いていない。
しかし、この重爆は海軍の泊地や基地を頻繁に偵察しに来る。深海棲艦に作戦参謀がいるのかは不明だが、明らかなミステイクである。
鈍足でありながら、装甲の薄い海軍機は幾度となく苦汁をのまされてきた。
妖精7『決して相手のケツにつくな!あと正面にも行くなよ!』
妖精10『死角は真下!あと真上が薄い!』
敵機の前方直上についた3機の強風、機体を捻り背面になり、攻撃を開始する。
次々に垂直に降下し、敵機の主翼前方をすり抜けながら射撃する。
敵機との空中衝突をしかねない攻撃方法、だが『鬼の山城』の航空隊はそれを恐れない。
もう3機も攻撃を開始する。
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