8: ◆BFSgsKDuX.[saga]
2015/03/19(木) 03:13:29.46 ID:GwKPlaM00
加賀さんが涙目になりながらそれを終えたとき、私は部屋の空気が一気に重くなったように感じた。
「えっ」部屋を見回して、思わずつぶやいてしまう、
身長160センチほどの髪の長い何かが、部屋の中央に現れた。。
「あ、ぁぁぁ」そういって加賀さんは気絶してしまう。
なんなんだ、あいつ。
死装束を身にまとい、左右に揺れていて気味が悪い。
「だ、誰よアンタ」
顔面には無数のお札が張られていて表情を伺うことはできない。
「し、侵入者ね」
どうするべきか、加賀さんを置いて逃げられないし……。
てか、あいつの揺れが強くなってる! なんかヤバイ。
「……全機爆装、準備出来次第発艦! 目標、部屋中央の……あれ?」
きえた? まあなんにせよこれで一安心……そう思った時だった。
「ドォ〜ドォルルシッテ」
耳元でいきなり、そいつが呻いた。
後ろだ!! 回り込まれた!
私が振り向くと、そいつは私に手を伸ばしてきて……。
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