過去ログ - 【艦これ】三日月「もっと……もっと頑張らないと……私は」電「……三日月ちゃん」
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123: ◆jz1amSfyfg[saga]
2015/03/30(月) 06:58:42.88 ID:vmVYByvT0

提督「三日月は敵を倒せなかったって落ち込んでるけれど、動くイ級に三発も攻撃を当てられたんだぞ? 砲撃って、当てるのめちゃくちゃ難しいんだろ?」

三日月「それは……まぁ……」

 確かに難しい。相手の動きを読む必要もあるし、弾道の軌道も予測する必要があって、その日の風なんかも関係してくる。それも動きながらだ。こうして考えてみると、かなり難しい。

提督「だろ? それを三発も当てられたんだ。それってすごいことだと思うぞ?」

提督「それに、電の攻撃では一撃で撃沈できたって話だけど、三日月がダメージを与えてくれていたのと、敵の意識が完全に三日月へ向いていたことが関係すると思う」

提督「相手だって命がけなんだ。真正面から直撃をする際、防御はするし致命傷は避けるだろうさ。でも、意識が向いていなかった電からの砲撃をいきなり食らうことになったら、防御なんてできるわけがない。だから一発で撃沈できたんじゃないか?」

提督「全部推測の話だから確信は持てないけど……そう考えるとなんか元気出てこないか? 自分でもいけるって思えてくる気がしないか?」

三日月「……そうかも、しれません」

提督「だろ? 何事も、ポジティブに考えた方が気が楽になるさ」

三日月「……」

提督「もう一回だけ言うけど、お前は弱くなんかないよ。お世辞じゃなくて、純粋に思っていることだ」

 この人は、会ったばかりの私にこう言ってくれる。なんだか……

三日月「……///」

 すごく嬉しくて、顔が熱くなる。

三日月「司令官」

三日月「……私、頑張りますっ」

提督「……無茶はするなよ? 焦んなくても、俺がお前らの道筋を作ってやる。お前達はその道筋を辿って、もっと成長していけばいいんだ」

提督「頼りないかもしれないけれど……信じてくれ」

三日月「……はい」

三日月「……あなたを、信じます」



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