過去ログ - 【艦これ】三日月「もっと……もっと頑張らないと……私は」電「……三日月ちゃん」
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233: ◆jz1amSfyfg[saga]
2015/06/26(金) 04:43:02.02 ID:PvHoD9jd0

電「い、電達に……?」

提督『そそ。特に三日月に会いたがっていてな』

三日月「え!? わ、私にですか?」

提督『あぁ、理由は教えてくれなかったんだけどさ。それで、本当に申し訳ないんだけど、近々鎮守府に戻って来れるか? そんな大急ぎじゃなくても大丈夫だけどさ』

電「なるほど……分かったのです」

三日月「お客様が私達に会いたいと仰っているんですから、あまりお待たせするわけにもいきませんね。すぐに鎮守府に戻りましょう!」

電「電もそう思うのですっ。司令官さん、急いで鎮守府に戻りますね」

提督『おう、分かった。……いやぁ、本当に申し訳ない。また別の日に休みを作るからな』

電「色々と見て回れましたし、とっても楽しめたので、そんなに謝らなくても大丈夫なのですっ」

三日月「お土産もありますから、楽しみに待っててくださいねっ」

提督『ははは、別に気を遣わなくても良かったのに。けど、ありがとうな。楽しみにしてる』

提督『気を付けて帰って来るんだぞ? そんなに慌てなくても大丈夫だからさ』

三日月・電「はいっ」

提督『そんじゃ、また後でな』

 プツンッ

三日月「……なんか、予想外の事が起こりましたね」

電「なのです」

三日月「特に私に会いたがってるかぁ……」

三日月(珍しい人も……いるんだね)

電「とりあえず……これ食べ終わったら戻りましょうか」

三日月「はいっ」

 ――本当に、心の底から珍しい人もいるんだなと思った。睦月型の、しかも10番艦の私なんかに会いたい人がいるだなんて……。
 いったいどんな人なんだろうか。私は少し緊張しながら、残りのクレープを食べた。



 ――そして、私はこの後身を持って実感することになる。

 運命は時に残酷なんだと。



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