過去ログ - 【艦これ】三日月「もっと……もっと頑張らないと……私は」電「……三日月ちゃん」
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33: ◆jz1amSfyfg[saga]
2015/03/21(土) 03:33:56.61 ID:hD5JILxZ0

 海から浮上してきたそれは、私達の敵だった。深海棲艦、駆逐艦イ級。

三日月「……嫌な、タイミング……ですね」

電「し、司令官さん! 聞こえますか!?」

 ザザ

提督『こちら、司令室。私だ。電、もしかして深海棲艦が現れたのか?』

電「は、はいなのです! 数は駆逐艦イ級一隻、なのです!」

イ級「ィ――!!」 ギー

電・三日月「「!!」」

バン!

三日月「電さん!」 グイ

ザバーン!!

電「三日月ちゃん! あ、ありがとうなのです!」

三日月「大丈夫です!」

提督『……音からして、発砲してきたな』

提督『やむを得ないな……二人とも、なんとか撃沈させるんだ。無茶はしないようにな』

電「――ッ!」

電「は、はいなのです」

三日月「…………」

 私が握っている電さんの手は、震えていた。

三日月「……私が、やらないと……」

三日月(私が、この子を守るんだ)

イ級「……」 ギー

三日月「!! 電さん、動きますよ!!」 グイ

電「は、はい!」 ザッ

ザー、ザー

バンバン!!――ザバーン!!

三日月「……しつこいです……!!」

電(だ、ダメだ……わたし、三日月ちゃんの足引っ張っちゃってる……)

ザー、ザー

三日月「よし、ここまでくれば……! 電さん、手を放しますよ!」 ピタ

電「へ? あっ、はい!」 バッ

三日月「イ級は……私が倒します」 ザッ

電「み、三日月ちゃん!」

 一旦イ級から離れ距離を置く。そして私は単艦で再びイ級に近づく。こうすれば、ヤツは私を狙ってくる。電さんに攻撃はいかせない。

イ級「……」 ギー

三日月「当たってっ……!」 ガチャ

 バンッ!!



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