過去ログ - 【艦これ】三日月「もっと……もっと頑張らないと……私は」電「……三日月ちゃん」
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522: ◆8Wn59wFc0I[saga]
2016/04/04(月) 08:30:04.67 ID:nLMgEvvH0

提督「三日月はさ、なんか俺の親に似てるんだ。それが雰囲気で伝わるって来るって言うかさ……えと、な……最初会ったばっかの時からそんな感じがしてた」

提督「……ごめん、ちょっと気持ち悪いよな。こんなこと言われて」

三日月「!! そんなことないです」 フリフリ

提督「ははは、ありがとな。……三日月と会ったばっかの時さ、俺が手を伸ばした時、お前はすごく怯えたし、拒絶したよな」

三日月「……はい。あの時は、本当に失礼しました」

提督「いや、いいんだ。けど、当時はめっちゃ落ち込んだ。溜息も出ちまった」

三日月(……あの時の溜息はそういう事だったんだ)

提督「でも、今俺は三日月の過去の話を聞いて、何で拒絶されたのかって理由も分かったし、好きで拒絶したわけじゃないって事もわかった」

提督「……三日月」 スッ

三日月「え? し、司令官!?」

 ギュー

三日月「え、えええええ!? ぁ、あの!! 司令官!? ……こ、ここここ金剛さんが見てますよ!? そ、それに……は、恥ずかし……ぃ……!!///」 カァァァァ

提督「俺はお前を責めない」

三日月「――え?」

提督「俺はお前を責めない。幻滅もしない」

提督「……お前の頑張りを、知ってるから」

三日月「……司令官」

提督「三日月がやっちまった事は……許されることじゃない。多くの人が……犠牲になった。犠牲になった人の親族も、三日月の事……恨むと思う。俺だって多分、お前と会ってない状態でその事を聞いたら……三日月を許していないと思う。俺は聖人じゃないしな」

三日月「…………」

提督「けど、俺はお前を知ってる」

提督「お前の頑張りを知ってる」

提督「お前が罪を抱えて、一人で頑張ってきたことも今知った」

提督「……そんなお前の姿を知っていて、どうやってお前を責めろって言うんだよ……幻滅しただなんて……言えるんだよ。――無理に決まってんだろ!!」

三日月「…………」

提督「お前、ほんと真面目過ぎだ……全部一人で抱えるなよ……」 ギュー

三日月「……司令官も、電ちゃんと同じことを言うんですね」

金剛「――そんなの当たり前じゃないッ!!」




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