過去ログ - 【ラブライブ】花陽「凛ちゃんと一夜の間違い?」
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39:名無しNIPPER
2015/03/25(水) 23:42:28.34 ID:qKHXV9qOO

予想外の答えが返ってきて、少しだけ反応が遅れてしまった。

真姫ちゃんはそんな私に、意外かしら、なんて聞いてきて。


花陽「だって、真姫ちゃんとにこちゃんって、その……ずっと喧嘩してるイメージだから」


私はそう答える。

たぶんソリが合わないって訳じゃなくて。
むしろ、似てるからぶつかっちゃうのかな?

だから、私はにこちゃんが真姫ちゃんにお弁当を作ってきたってことを不思議に思ったんです。

私の様子を見て、真姫ちゃんは少し間を空けて、話をしてくれました。



真姫「いつか、私とにこちゃんが恋人のフリをしてたことがあったでしょ?」

真姫「その時に偶然、にこちゃんの作ったお弁当を食べる機会があったのよ」

真姫「え? ぐ、偶然よ!」

真姫「偶然! 食べる機会があってね……」


真姫「それが、美味しかったの」


真姫「特別なものじゃないんだけどね。にこちゃんも、晩ご飯の余りだって言ってたし」

真姫「けど、なんでかしらね……美味しかったのよ」



そう言う真姫ちゃんの表情は穏やかで。
お弁当をじっと微笑むように見ていて。
その表情は、見たことがないような初めて見るものでした。

と、ふとそこでハッとして、真姫ちゃんは早口で捲し立てます。


真姫「そ、それからたまに、こうやって作ってくれるのよ」

真姫「べ、別に断る理由もないから……それだけ」


プイッと顔を背ける真姫ちゃん。


花陽「……ふふっ」


それを見てふと笑っちゃった。
本当はすごく嬉しいんだって気持ちがこっちまで伝わってきたから。


真姫「な、なんで笑ってるのよっ!」

花陽「えへへ♪」

真姫「も、もうっ!」


そんな風に、ちょっとだけ赤くなる真姫ちゃん
が声をあげた、その時、


――バンッ――


にこ「花陽っ!」




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