過去ログ - 【ラブライブ】花陽「凛ちゃんと一夜の間違い?」
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54:名無しNIPPER
2015/03/27(金) 01:03:52.93 ID:4W6jc30QO
――――――


真姫「なんで、凛、今日元気ないわけ?」


休み時間、凛ちゃんが席を外してる間に、真姫ちゃんがそう聞いてきました。


花陽「それがわたしも分からなくて……」


そう答えるしかありません。
だって、実際に分からなかったから。


真姫「……大丈夫かしら」

花陽「…………」

真姫「花陽?」

花陽「あっ、ごめんね。ボーッとしてた」

真姫「もう。花陽までおかしくならないで。調子狂うわ」

花陽「う、うん」


ふと、思い出していた。

花陽たちが付き合い出す少し前に、凛ちゃんとぎすぎすした時があったなって。

たしか、あの時は凛ちゃんの様子がなんだか変で。
わたしはそれが凛ちゃんが病気かもしれないからだって思いこんでいた。
そして、もしかしたら凛ちゃんがいなくなっちゃうんじゃないかっていう風にも……。

それで怖くて、なにも聞くことが出来なかったんだ。


花陽「…………」


その時は結局何でもなかったんだけど。
今の凛ちゃんを見てたら、その時のことを思い出しちゃっていた。
悩んでギクシャクしていた頃のことを。

たぶん、凛ちゃんはあの時と同じように、なにか悩みを抱えてるんだと思う。
だから――


花陽「…………うん、決めた」

真姫「? どうしたのよ?」


いきなりそう言ったわたしを不思議に思ったみたいで、真姫ちゃんが首を傾げる。
そんな真姫ちゃんに、わたしはこう言った。



花陽「デートプラン、花陽がちゃんとひとりで考えるね」



思い出を作るのも。
悩みを解決するのも。
確かに、仲間がいればすぐに出来るし、そっちの方がきっと早く出来る。

けど、うん。
やっぱり凛ちゃんは花陽の彼女なんだもん。

一番最初に悩みを聞きたいし、一番に頼ってほしい。
だから、今回は花陽の力でなんとかする、したい。



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