過去ログ - 【ラブライブ】花陽「凛ちゃんと一夜の間違い?」
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65:名無しNIPPER
2015/03/29(日) 22:55:01.26 ID:5cI8QnvPO

真姫「で、だけど」


そう言って、真姫ちゃんは視線を向こうへ向けました。
その先には、


凛「にゃー!!」


バレーのスパイクを決める凛ちゃんの姿がありました。
運動神経のいい凛ちゃんは、体育の授業では特に目立っていて……。


真姫「すっかり復活したみたいね」


スパイクが決まって、クラスの子とはしゃぐ凛ちゃんを見て、真姫ちゃんはそう言います。


花陽「…………」

真姫「……花陽?」


確かに、元気そうに見える。
たぶん体調は万全なんだろうな。
だけど――


花陽「やっぱり、元気ないよ……」

真姫「…………」

花陽「……ううん、無理にはしゃいでる気がする」

真姫「…………」


そう、呟く。
それに根拠なんてなくて。
強いて言うなら、幼馴染みの勘、でしょうか?

そんな花陽に、真姫ちゃんは、


真姫「花陽が言うならそうなんでしょ」


凛ちゃんを見ながら、ポツリと言いました。

表情には出さないけど、きっと心配してる。
花陽にもそれがわかります。

そして、真姫ちゃんは言います。


真姫「……わかってる?」


ポツリと呟くみたいに。

なにが、とは言いません。
でも、なんとなくわたしにはそれが何のことかわかっていて。


花陽「うん、任せて」


だから、任せてって。
そう答えました。

わかってるよ、真姫ちゃん。
……待っててね、凛ちゃん。




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