過去ログ - 映画『艦これ』 −平和を守るために
1- 20
146:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:39:25.89 ID:XL9CIlVL0
ガラッ
顔のこわばったオバサンが、店に入ってくる。

鳳翔「いらっしゃいませ〜」

以下略



147:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:40:05.54 ID:XL9CIlVL0
オバサン「よく分かんない生き物を殺しまくった、血で汚れたあの艦娘なんですよ〜!」

鳳翔「ちょ、ちょっと……」

客1「鳳翔さん、本当なんですか?」
以下略



148:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:40:40.90 ID:XL9CIlVL0
オバサン「あんたがあの時何をしたのか、どんな娘だったか、覚えているんだよ〜!」

鳳翔「……すみません、私は覚えていません」

オバサン「キャハハハハハハ!! ぱぱぱぱぱぴぷぺぽぉ〜レロレロレロレロ」プルプル
以下略



149:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:41:36.71 ID:XL9CIlVL0
常連の客たちはその後、鳳翔さんを元気づけた。

翌日、近所で殺人事件が起きたと報道された。殺された男性は、ヒ素による中毒死。殺人犯と思われる女性は、その男性の夫だった。

そしてその女性は鳳翔さんの店に来た女性であり、あとで軍部に確かめに行ったところ、確かに、鳳翔さんの『産みの親』だった。
以下略



150:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:43:33.84 ID:XL9CIlVL0
鳳翔「あの日から、私の店に、お客さんは来なくなった」

鳳翔「常連のお客さんも、来なくなっちゃった」

鳳翔「皆が私を避けようとする」
以下略



151:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:44:11.92 ID:XL9CIlVL0
提督「鳳翔……俺でよければ、相談に乗ったのに」

鳳翔「もう、おわりなんです。こういうお店は信用が第一。それを、失ってしまったんです。……それに、嘘は、私もつきましたから」

加賀「……ちょっと、電話かけますね」
以下略



152:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:45:29.02 ID:XL9CIlVL0
提督「鳳翔、煮物、作ってくれないか?」

赤城「私は焼き魚3尾で」

加賀「私もそれでお願いします」
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:46:41.38 ID:XL9CIlVL0
加賀「川内は定時制高校と夜勤のパート」

加賀「那珂はアイドル事務所に応募したら書類審査で落とされ、今は立ち直り、通信制の高校に通いながらアルバイト」

加賀「神通も同じく、通信制高校に通いながらアルバイトをしているようです」
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:47:52.18 ID:XL9CIlVL0
川内「よー! って提督!! ひっさしぶりじゃん!」

那珂「提督! ……お久しぶりです、成海(ナリミ)那珂です」ペコリ

神通「お久しぶりです。お元気でしたか?」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2015/03/27(金) 18:48:20.12 ID:XL9CIlVL0
〇〇〇〇。宴会は終了し、全員、帰宅した。
居酒屋『海守』が、ここまでにぎやかになったのは、初めてだった。

鳳翔は、静かになった店内を、感傷に浸りながら、ボーっとしていた。

以下略



175Res/77.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice