過去ログ - 【咲-Saki-】やえ「牌に愛された子か……」
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62: ◆jBL8Qe1.Ns[saga]
2015/03/20(金) 22:49:07.59 ID:KIxu7xwT0

やえ「まったく、あの化け物は……参ったな。個人戦のことを考えると気が重い」

由華「先輩、今は個人戦の事より憧のことを……」

やえ「大丈夫だ、これぐらいは想定している。あいつなら大丈夫」

日菜「ここまで焼き鳥だけど……」

紀子「それは様子見」

やえ「ああ、ここからが本番だ。どうやら、園城寺でも役者が足りないらしい」

紀子「行けると思う?」

やえ「宮永相手なら、二人じゃ厳しいだろうな。しかし、見たところ、新道寺の先鋒もこちら側のようだ」

日菜「え?」

『ポン』

由華「新道寺の捨て牌を鳴いて、憧が動いた…」

やえ「園城寺が上家、これは協力するなら最高の席順だ。ここは決めてもらおう」

『チー』

由華「よし、張った!」

日菜「宮永はまだ二向聴…」

『ポン』

紀子「新道寺……無理鳴き?」

やえ「宮永照の下家に座ってしまったんだ、義務だろう」

由華「でも、ここまではそんな動きは……」

やえ「そうだな、ここまでは宮永の下家とはいえそんな動きはしなかった。
  あの場には園城寺もいる、奴がポンすれば、宮永のツモを飛ばすだけでなく園城寺のツモが増える。
  宮永だけを警戒するわけにはいかないだろうから、ここまで動かなかったのは当然だ……しかし、新子がチーをした事で状況は変わる」

日菜「えっと…?」

紀子「一巡先が見える園城寺が、鳴かせた。つまり、憧のサポートに回ってる」

やえ「自分だけじゃ宮永を止められないと白旗を上げたわけだ。そして、宮永を止めるのに関しては協力する姿勢を見せた」

由華「危険度は宮永さんの方が上だと明確になったわけですね」

やえ「そして、宮永が本場を積んだことで、宮永を止めるために他家のサポートに回るメリットが大きくなった。いや、親を続けさせるリスクが高まったというべきか」

『ツモ、1300、2300』

やえ「新子が和了ったな、上出来だ。あとは宮永が三局続けて和了っても、この半荘は2万差程度に収まる」



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