過去ログ - 【咲-Saki-】やえ「牌に愛された子か……」
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99: ◆jBL8Qe1.Ns[saga]
2015/03/20(金) 23:17:55.05 ID:KIxu7xwT0

照「あの時、私が小走さんと同等と認められていたら、レベルの高い面子だったら、フェアな条件での勝負だったらどうなっていたかを、知りたい」

菫「それでも、お前が勝っていたと、私は信じているぞ」

照「ありがとう。でも、小走さんは私の憧れだから」

尭深「宮永先輩が憧れる選手が同世代に居るって、不思議ですね」

照「……私は、小走さんの代名詞である『牌に愛された子』の名を継いだ。だから、私は負けない」

菫「都予選までは、強いとは言ってもまだ他の人間……うちの先輩なんかにはたまに負けることもあったが、あれ以降の照は何かに憑かれたように勝ち始めた」

照「小走さんに勝った私が、他の誰かに負けるわけにはいかないから」

誠子「去年の晩成戦とか、特に鬼気迫る感じでしたよね」

菫「個人戦で小走に勝った巽が相手だったからな」

照「私に負けてからの小走さんは本当の小走さんじゃない。だから、本当の小走さんの強さを教えてあげた」

尭深「宮永先輩の本当の全力……巽さん、よくトラウマにならなかったなあ……」

菫「で、淡は勝てるのか?」

照「まず間違いなく、負ける。ただし、チームとしては勝てるかもしれない」

尭深「どういうことですか?」

照「あそこにいるのは、本当の『牌に愛された子』。着順で勝つのは無理。ただ、小走さんは牌には愛されてるけど、絶望的なほどに勝負運が悪い」

菫「……そうだな。中学時代の小走があそこにいるなら、直接打って勝てるイメージは湧かないが、チームや大会全体でなら勝てる気がする」

誠子「マジですか……」

照「晩成が順当に上がってくるなら、淡にはここで学んでもらわないとね。小走さんとの戦い方を」



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