過去ログ - ちひろ「日菜子ちゃんを避けているらしいですね」
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5:名無しNIPPER
2015/03/21(土) 00:54:15.47 ID:MXdDxwxC0


P「……」

日菜子「……」

ちひろ「では、始めましょう。プロデューサーさん?」

P「……日菜子。俺の言いたいことはわかるな?」

日菜子「はい……」

P「どうしてあんなにぶつかってくるような真似をしたんだ? 危ないじゃないか」

日菜子「それは……その」

P「お前はアイドルで、俺はプロデューサーなんだ。何かあってからじゃ遅い、俺はアイドルにわざわざ痛い目にあってほしくないんだよ」

日菜子「……」

ちひろ(そんなに日菜子ちゃん猛、もとい妄アタックをかけてたのかしら? でもこの世界、恋愛はご法度なのよね)

P「……理由を、聞いてもいいか?」

ちひろ(いや、そりゃあなたを慕うあまりでしょうに)

日菜子「言わなきゃダメ、ですか?」

ちひろ(言いづらいわよね……でもここは心を鬼にしないと)

P「ああ。これはお前のためでもあり、俺のためでもあるんだ」

ちひろ(他に言い方ありそうなものだけど、仕方ないか)

日菜子「……Pさん。日菜子、もう我慢出来なくて、止まらなくなっちゃって……」

ちひろ(日菜子ちゃん、夢見る少女そのものみたいな子だものね。この男は日菜子ちゃんの気持ちなんて欠片ほども察してないんでしょうけど、私にはわかるわ!)

日菜子「一度だけでいいんです。日菜子のわがまま、聞いてくれますか?」

ちひろ(さぞつらいでしょうね、心なしか声が震えて聞こえるもの……)

P「……そしたら、理由を話してくれるのか?」

ちひろ(この期に及んでまだ何もわかってないの?)

日菜子「約束します。だから……!」

ちひろ(日菜子ちゃん……)

P「わかったよ。一度だけだ。なるべく優しくするから」

ちひろ(ちょ、何言い出してるんですかこの人!?)

日菜子「もう一度あの時のようにしてくれたら、日菜子はもう何も望みません!」

ちひろ(日菜子ちゃんまで!? もしかしてすでに一線越えてるの!?)

P「そうか。じゃあ、早く済まそう」

ちひろ「ちょ、何を済ますんですか何するつもりなんですか!!」

日菜子「ちひろさん」

ちひろ「は、はい!」

日菜子「少しの間だけ、静かにしてて貰えますか?」

ちひろ「えっ、あの……はい」


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