過去ログ - 魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」
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1: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:13:18.99 ID:oopiWhSr0
町娘「…あれ?」

魔道士「チャオ〜♪やったね召喚大成功ッ!」

町娘「えぇと、ここはどこ…?貴方は…」

魔道士「あぁ、びっくりさせてゴメンね!僕は魔道士、君を召喚したのは僕さ!」

町娘「召喚…?えと、一体何の目的で…」

魔道士「お嬢さん」スッ

町娘「え、これ…指輪?」

魔道士「僕のお嫁さんになって貰おうかと☆」キラリン

町娘「…」

町娘「はいいいいぃぃぃぃ!?」

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2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:13:43.07 ID:oopiWhSr0
>先刻…

御曹司「ウヒヒヒヒ。いいんだね?本当にいいんだね?」

町娘「はい…」
以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:14:10.40 ID:oopiWhSr0
町娘「…あれ?」

唐突に場面は切り替わり、私は知らない場所にいた。
木造の狭い部屋。床や机には書類が散乱している。

以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:14:43.89 ID:oopiWhSr0
ひとまず私と魔道士さんはテーブルを挟んで席についた。ちなみに提供された紅茶は、何か怖くて飲めなかった。
魔道士さんによると、彼は1000年近く続く魔導名家の若き当主らしい。

魔道士「当主になる為に頑張ってたら、気付けば結婚適齢期になっていてね〜」

以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:15:14.20 ID:oopiWhSr0
そんな感じで困惑していた時だった。

ドタドタ

町娘「ん?何か外が騒がしいですね…」
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:15:51.73 ID:oopiWhSr0
魔道士「その指輪のせいだね」

魔道士さんは先ほど御曹司に贈られた、あのゴテゴテしたデザインの指輪を指差した。

魔道士「その指輪から、探知型の魔力を感じるよ。束縛するタイプの人が恋人に送る定番アイテムさ♪」
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:16:30.59 ID:oopiWhSr0
御曹司「フーッ、フーッ」ゼェゼェ

叔父「ところで魔道士殿、町娘に何か御用でもありましたか?先刻は町娘と御曹司殿の縁談を進めている最中でしてね…」

魔道士「ノンノン、その縁談はストップだよ」
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:17:10.90 ID:oopiWhSr0
御曹司「待てコラアアアァァ」ブヒイイィィ

即座に反応したのは、御曹司だった。

御曹司「か、か金の力で町娘ちゃんを手に入れようってのかあぁ!!」
以下略



9: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:17:47.02 ID:oopiWhSr0
御曹司「ゼハッゼハッ…」

黒服A「御曹司様!クッ、興奮のあまり息切れされている…!!」

魔道士「ねぇどうする?僕の所で働いてみない?」
以下略



10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:18:22.96 ID:oopiWhSr0
その後ショックの為か魂の抜けた御曹司は、黒服に抱えられるようにして帰っていった。

叔母「見ず知らずの方に助けて頂けるなんて…何とお礼を申し上げればいいのか」

魔道士「ハハッ、将来のお嫁さんの為ならこれくらい」
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:19:04.02 ID:oopiWhSr0
町娘「あ…でも荷物を取りに、一旦町に戻りたいです。それに、弟にも挨拶したいし…」

歳の離れた弟のことを思い出す。
体が弱く大人しい性格のせいか友達もなく、かなりのお姉ちゃん子なのだ。
私と離れて暮らすと聞いたら、寂しがるんじゃないのか…。
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:19:50.38 ID:oopiWhSr0
そんな胡散臭い奴、と反対されるかと思ったが、反応は違った。

弟「魔導一族の当主!?かっこいいねー!!」キラキラ

家にこもりがちで本が大好きな弟には、魔道士という職業はかっこいいものらしい。
以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:20:20.63 ID:oopiWhSr0
魔道士「美味しいね〜♪正に家庭料理だね!」

魔道士さんは夕飯に提供した煮物と魚のフライを満足気に完食した。

魔道士「とっても満足だけれど、明日からはもうちょっと量減らしてもいいよ」
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:20:46.94 ID:oopiWhSr0
>夜

あの後後片付けをしてベッドメイクをした後お風呂を借りて、その後お風呂掃除をして私の仕事は終わった。

町娘(ふぅ。今日は無事仕事を終えたぞぉ)
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:22:12.65 ID:oopiWhSr0
今日はここまで。
うざイケメン大好きです。
スレ進行はゆっくりめでいきたいです。


16:名無しNIPPER[sage]
2015/03/21(土) 14:28:44.29 ID:/NRywjF5O
期待


17:名無しNIPPER[sage]
2015/03/21(土) 14:33:32.70 ID:6+7W0ZhTo
おつ


18:名無しNIPPER[sage]
2015/03/21(土) 15:35:03.28 ID:sukS2ptRO
最近勇者暗黒騎士以外の頻度高くなってきた?


19:名無しNIPPER[sage]
2015/03/21(土) 19:14:01.64 ID:URPSM3seO
ジェハみたいなタイプかな?


20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/22(日) 19:22:32.54 ID:fl//vU5S0
>翌朝

町娘「うーん」

朝食のサラダとスープはできていて、あとはパンを焼くだけなんだけれど、なかなか魔道士さんが起きてこない。
以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/22(日) 19:23:04.50 ID:fl//vU5S0
魔道士「まさか怒られるなんて思わなかったなぁ〜」

魔道士さんは「しゅん」とした顔で朝食を取っていた。
本当に今まで、一人暮らしでだらけていたのだろう。

以下略



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