過去ログ - 魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」
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127: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:05:55.15 ID:6KjP3cA30
衛兵A「大丈夫ですか!今、手当を!!」

衛兵達が駆け寄ってくる。私と魔道士さんは急遽、応急手当を受ける。
私は擦り傷だけで済んだけれど、魔道士さんは――

以下略



128: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:06:45.68 ID:6KjP3cA30
衛兵A「はぁ…これがですか」

御曹司「そそそうだよ!これが魔物を呼び寄せたんだ!!」

御曹司は衛兵達に香料のビンを見せるが、衛兵達はなかなか信用しない。
以下略



129: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:07:29.77 ID:6KjP3cA30
富豪「何故お前がそれを知っているのかと聞いたんだ」

御曹司「そ、それはー…だ、だって他に怪しいものはないし、それしか考えられないし…」タジタジ

富豪「そうか」
以下略



130: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:08:10.11 ID:6KjP3cA30
幸い町の被害は大したことが無くて、怪我人も衛兵を除けば私と魔道士さんだけだった。
魔力を使い果たした魔道士さんは丸一日、死んだように眠っていたが――

魔道士「チャオ〜☆」

以下略



131: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:09:12.42 ID:6KjP3cA30
魔道士「あの頃の僕は――太っていて、気が弱くて、人を恐れていて」

魔道士「でもこのままじゃ駄目だって思って。それで自信をつけたくて頑張ってダイエットして、魔法の腕を上げたんだ」

魔道士「だけど――」
以下略



132: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:09:44.03 ID:6KjP3cA30
町娘「…そっちの方がいいですよ」

魔道士「え?」

私は魔道士さんに召喚された時のことを思い返す。
以下略



133: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:10:19.37 ID:6KjP3cA30
町娘「でも――」


魔道士『あの頃からずっと――好きでした!』

以下略



134: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:11:10.33 ID:6KjP3cA30
魔道士「アッハァ〜ン★」

魔道士さんはお腹から一杯に、ふざけた声を出した。
しかも何だか、妙に嬉しそうに。

以下略



135: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:11:52.37 ID:6KjP3cA30
魔道士「でも」

魔道士さんは急に真面目な顔になった。

魔道士「僕の方も頑張るから――真剣な自分で、君を好きだと表現できるように」
以下略



136: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/03(金) 17:12:25.38 ID:6KjP3cA30
魔道士「それじゃ、そろそろ帰ろうか」

またいつもの日々に戻る。
魔道士さんが魔法に没頭して、私は魔道士さんの世話を焼いて。

以下略



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