過去ログ - 魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」
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27: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/22(日) 19:28:49.48 ID:fl//vU5S0
魔道士「あー楽しかった。町娘ちゃん、紅茶淹れてくれるかな?あ、弟君はジュースの方がいい?」

弟「うん!」

町娘「今用意致しますねー。あ、これタンポポ置いておきますね」

魔道士「ありがと〜♪これで発注品が完成するよ」

弟「なになに、何を作るの!?見せて見せて!」

町娘「こら、邪魔しちゃ駄目よ」

魔道士「いいんだよ、あとはもう仕上げ段階だしね。ちょっと待ってて〜♪」

そう言って魔道士さんは一旦部屋に戻り、何かを持って戻ってきた。
何やら、可愛らしい木彫りの熊に見えるけれど。

魔道士「これは厄除けの人形なんだ〜。娘さんの誕生日にって、パパさんから注文されたんだよ」

弟「へぇ〜、この熊さんが厄をよけてくれるんだ」

魔道士「そ☆でも女の子にプレゼントするには、このままじゃ味気ないでしょ?だから…」

魔道士さんはタンポポを手に取って、何かをしている。

魔道士「こうやって花を枯れないようにする魔法をこめて…」

町娘「…」

弟「…」

魔法を使ったかと思いきや、今度は手作業で、熊にタンポポで装飾を始めた。
そしてその出来栄えは…

魔道士「完成〜♪どうかなこれ?」

弟「す、凄い!熊さんが華やかになったよ!」

魔道士「ア、ハーン★」

装飾は見事で、熊はとても可愛らしくなった。
手先の器用さとセンスの良さが意外で、少し彼の見方が変わった。

町娘(…ていうかこれだけ器用なら料理とかもできるんじゃ)


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