過去ログ - 魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」
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7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/03/21(土) 14:16:30.59 ID:oopiWhSr0
御曹司「フーッ、フーッ」ゼェゼェ

叔父「ところで魔道士殿、町娘に何か御用でもありましたか?先刻は町娘と御曹司殿の縁談を進めている最中でしてね…」

魔道士「ノンノン、その縁談はストップだよ」

叔父「何?」

魔道士「僕も彼女にプロポーズしていた所なのさ。いくらここが無国籍でも、重婚はいただけないなぁ」

叔父「な」

叔母「え」

御曹司「何だとおおおぉぉぉゥ!?」フガーッ

町娘「わ、私まだ何の返事もしていませんし」

御曹司「そ、そうだよねぇ〜町娘ちゃん。ボクと結婚するのに、こんな胡散臭い男からのプロポーズ受け入れるわけないよねぇ〜?」ニィーッ

町娘「」ゾワワァ

魔道士「ワオ。もしかして脅迫でもされてるのかな?」

御曹司「何をおおぉぉ」フンガー

町娘「い、いえ…ま、まぁうちは確かに御曹司さんのお家に借金をしていますが…」

御曹司「町娘ちゃんは自分の意思でボクのお嫁さんになるって言ったんだ!だから借金をチャラにする、何もおかしなことはないだろぉ?」ニーッ

魔道士「あ、ナルホド。脅迫じゃなくて借金のカタね!」

御曹司「人聞きの悪いことを言うなああぁぁ」フガーッ

町娘(事実だもん)

じゃないと、誰が好き好んでこんな男に嫁入りするものか。そんなこと、口には出せないけれど。

魔道士「じゃあさ、僕が肩代わりしてあげるよ」

町娘「――え?」

御曹司「は…?」

魔道士「だからさ」

魔道士さんは相変わらずの本心が見えない笑顔で、明るく言った。

魔道士「借金は僕が肩代わりするから、その結婚は待った…ってことで♪」


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