過去ログ - リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ
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10: ◆skOdBilCbI[saga]
2015/03/21(土) 21:38:51.42 ID:aJLaZ9u+0
「撤退命令が出てるのは見えたな?ちゃんと連れて帰るから安心しろ」

あ、うん、、壁の中までね
さっきまで死線をくぐり抜けてきてたってのに、なに浮かれたこと考えてたんだろ、私、、
まだぼんやりしてるみたい、、

あれ、涙が、、

急に気が抜けて、涙腺が緩んだ
兵長に気づかれないようすぐに拭った

気づいてか気づいてないフリをしながら、周りを警戒し、
動けるようになった私を連れて馬の所まで誘導してくれた

「お前は俺の後ろに乗れ、そんなに消耗してちゃ見てらんねえ」

あー心配かけてしまってる
独りで討伐できようと、生きのびようと、この有様じゃ、どうしようもない

今更強がっても仕方ないし逆に怒られそうなので、そのまま甘えることにした。
ほんの少しの下心を、かくして

「それと、、」

私が馬に跨がったのを確認し、
いつもの口調で彼は話す

「落ちねぇようにしっかり俺に掴まっておけ。
泣くなら今にしろ。ここなら隠してやれるし、走ってりゃ聞こえねえだろうからな」

…!

見抜かれてる、、
私がずっと、泣き叫びそうなのを我慢してたこと。

、、どうしてこの人はこんなに、こんな風に優しいんだろう
こんなんじゃ、憧れとか、尊敬とか、そんなんじゃなくて、、

っていうか、ものすごく、惚れてまうだろ!なセリフ言い過ぎ、、、



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