過去ログ - リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ
1- 20
30:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/03/21(土) 23:56:10.61 ID:aJLaZ9u+o
小一時間そわそわしたのは無駄な時間だった。


ペトラ「なんてしないで下さいね。手加減はしないで下さい。」

マジかよ。俺の一時間を返せ。
いや、部下に手合わせお願いしてもらうの、嬉しいんだけどね。妄想に走った俺が馬鹿だったんだ。

ペトラの目は本気だった。
なに、殺すの?俺殺す気?
でも本気の顔も可愛い、つーか綺麗だった。

リヴァイ「手加減はしない。本気でやるから安心してかかってこい。」

人相手に本気を出したことはない。
本気で殺さないようにやる、が正しい。

が、

ゆっくり近づいてきた彼女は、本気で俺を殺しにかかってきた。

俺、殺せんせーじゃないよ?
賞金とか、かかってないからね?

力で勝てないとわかっているだろう彼女は、
不意打ちをかけるように本気で斬りかかってきた。

おいおい、俺じゃなきゃ斬られてるぞ死んでるぞ。

太刀筋を流して一端後退する。

ペトラ「どうしました兵長?逃げ腰ですね?」

その間も彼女は攻撃を止めない。

全部受け流すものの、うまいこと止める余裕がない。
やろうと思えば簡単だったが、気迫にビビるレベルだった。
なんかまずいことしましたか?考えても思い浮かばん。

リヴァイ「喋ってるとオルオみたいに舌噛むぞ」

ペトラ「私はあんなに馬鹿じゃないですっ!」


そうだな。しかしそんなに動き続けてたら、いずれ消耗するぞ?

思いっきり太刀を返すと、一端後退したペトラは案の定、息を切らしていた。

返したほうの刃は折れた。

カシャン

一本。

躊躇なく、折れた方の刃を惜しげもなく捨てた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
257Res/213.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice