過去ログ - 女勇者「一緒にいこうよ」 半魔少年「うん!」
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39: ◆G/mqESF7Ns[saga]
2015/03/28(土) 21:01:12.92 ID:01SrtRX90


魔女「ふっほっほっほ、それじゃあ、杖を用意せんとな 魔法使いには必需品じゃ」

兎剣士「では、手頃な枝を見繕って参ります」

賭博師「いや、まずは晩御飯食べちゃってよ!片付けできないよ!」

「「あはははは!」」



半魔少年「賭博師さんって几帳面ですよね」  (お留守番中)

女勇者「そうだね、まめまめしいっていうか、細々してると言うか…」  (火の番中)

女勇者「ああ、魔女ちゃんが魔宝石の選別してる間に、お母さんの骨壷を持ち歩けるようにしようね」

半魔少年「ありがとう、でも、どうするの、かなり大きいよ?」 ズッシリ

女勇者「そんなときこそ、私の腕の魔石が活躍するよ はい、近づけて」

半魔少年「!?光った!」

女勇者「《加重圧縮》」

半魔少年「わ、わ、縮んでいく!」

女勇者「よし、あとは袋に入れて首にかけられるように紐でしばってー《状態固定》っと はい、完成」

半魔少年「ふわぁ、すごい… ありがとう…!」

女勇者「私の魔石は時間にまつわる石なんだってさ、教会で診断されたんだよ」

女勇者「勇者はみんな、からだの一部に魔石をもって産まれるんだって…それで、勇者になったんだ」

半魔少年「魔石と魔宝石は違うの?」

女勇者「魔宝石は鉱物だよ、岩や海底から産出されるんだ ほとんどは透き通った石で、文字通り宝石みたいなんだ」

女勇者「魔石は魔物や魔法植物からとれる、有機物…生きものとかの一部なんだって 名前は石だけど、ほら、透き通ってないでしょ」

半魔少年「……狙われちゃう?」

女勇者「!!」

半魔少年「そうなんだね、だから、魔女さんや剣士さんがいるんだ…賭博師さんはよくわかんないけど」

女勇者「ああ、もうばれちゃった… 戦える魔石を持ってる勇者なら、危険は少ないよ 反撃できるもの」

女勇者「私みたいなのは、狙われるよ、もんのすごくね」

女勇者「賭博師も、最初は私の魔石狙いだったよ、今は信じてるけどね」

女勇者「私が死んだらあげるってことで、納得してもらったよ」

半魔少年「それもそれでどうなの…」

半魔少年「でも、大丈夫、僕が守る、絶対!」 ナデナデ!

女勇者「ありがとう…」 ギュー




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