68:名無しNIPPER
2015/04/29(水) 19:26:34.73 ID:O8wEOnsTO
と、そこで、玄関のドアが開く音がする。男が帰ってきたのだ。
階段を上る音がした。僕は火照った顔を隠すために、素早くベットの布団の中へと潜り込む。
続いて部屋のドアが開く。
「買ってきたぞ、ほら」
開口一番、男がそう言って僕にコンビニ袋を差し出す。僕はそれを受け取る為に、布団から上半身を、もそもそと出す。顔の赤みはなんとか引いた、はず、引いたよね?
腕を伸ばし袋を受け取ると、僕の手に軽く男の手が触れる。男は、素早く手を引く。感触が名残惜しい。
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