過去ログ - 【アイマス】「「いっけぇぇぇ！！　キサラギぃぃぃ！！！」」 -SS速報VIP

過去ログ - 【アイマス】「「いっけぇぇぇ！！　キサラギぃぃぃ！！！」」

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22: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:31:00.53 ID:dFvTE6130
【侵略者　イオリside】

　メインコンソールの中央に位置する制御モニターには、赤く『HIT』の文字だけが点滅している。先ほど放った無線誘導ミサイルの着弾結果だろう。
ハルシュタイン軍団でも上位に入るエースパイロット、イオリ……動かないターゲットなど外すわけがない。

以下略

23: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:33:12.45 ID:dFvTE6130
　type―Fミサイルの次弾装填完了まであと28秒、一撃の威力は大きいけれど繋ぎが甘いのが弱点ね――自身の操る機体の問題点は戦闘において
敗北に直結する。彼女はそれを知り、そしてどのようなイージーな任務でもそのことを忘れることはない。それが、たった14歳の女の子が世界を
揺るがす侵略国家においてエースでいられる所以でもあった。

イオリ「さて、レーダーレーダーっと……もうすぐ近くにいるじゃない！　エージェントたちもたまにはいい仕事するわね」

以下略

24: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:34:44.70 ID:dFvTE6130
【逃走　765side】

P「み、みんな無事かっ！？」

　いち早く瓦礫の中から飛び出したのは体力的にも優れる男性のプロデューサーだった。彼もまた体に軽い裂傷を負ってはいるものの、仲間の

以下略

25: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:35:43.45 ID:dFvTE6130
　安堵の溜息が漏れるのもつかの間、ヒビキが何やらタブレットサイズのモニターを取り出し、大急ぎで操作する。

ヒビキ「どうやら安心するのはまだ早いさ……早くここを離れないと！」

P「ど、どこに行こうっていうんだ！？　それに事務所は――」

以下略

26: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:37:11.16 ID:dFvTE6130
……　…………　………………

ヒビキ「はぁっ……はぁっ……と、とりあえずこれくらい離れればしばらくは大丈夫さー！」

千早「くっ……普段運動不足の自分が恨めしいわ」

以下略

27: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:38:14.07 ID:dFvTE6130
律子「対策って言っても！　こんな状況で私達に何ができるっていうの！」

　明らかなイラつき、それも当然か……いつも通りの忙しくも楽しい日常、それが突如現れた侵略者の手によって無残にも引きちぎられ
ようとしている。そして、それに対抗する手段を自分たちは持ち合わせていない。そんな無力感と歯がゆさが、怒りのボルテージを否応なく
引き上げていく。

以下略

28: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:39:38.06 ID:dFvTE6130
高木「さて、キミ達は今何が起こっているのか理解はしていないだろうねぇ。そこの……我那覇ヒビキ君だったかな？　彼女だけは別のようだが」

高木「非常に残念ではあるのだが、現在日本という国が新生国家アマーミという国、そしてハルシュタイン総統という1人の少女によって侵略の
危機に晒されている――これは事実なのだよ」

以下略

29: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:40:35.10 ID:dFvTE6130
高木「キミはいつでも彼女たちのことを一番に考えて行動してくれるね、アイドルを辞めてプロデューサー業をしたいと言い始めたキミを
止めなかったのは正解だった、今こそ自信を持ってそう言えるよ」

高木「でもね、残念ながらもう着いてしまったんだよ」

以下略

30: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:41:24.27 ID:dFvTE6130
【地下施設】

千早「ちょっと、雪歩？　雪歩ってば！」ﾕｻﾕｻ

律子「多分気絶してるだけよ、しばらくすれば目を覚ますわ」

以下略

31: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:42:29.71 ID:dFvTE6130
？「待ってたの」

　そして光の魚群と連れ立って歩くように、１人の少女が現れる。長い足、引き締まったウェスト、豊かな胸、そしてゆるやかにウェーブのかかった
金髪。グリーンがよく似合う彼女は……アミの頭の中に現れた、イメージそのものだった。

以下略

32: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/22(日) 05:43:32.26 ID:dFvTE6130
P「んなっ！？」

律子「この柱……もしかしてこのロボットの足なの！？」

雪歩「……きゅぅ」ﾊﾞﾀﾘ

以下略

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