過去ログ - 誠子「釣れないなぁ…」京太郎「お隣宜しいですか?」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/03/22(日) 19:07:08.52 ID:27cxWrl80
先ず、血で汚れた部屋を二人で綺麗にした。

普段から放課後二人で掃除をやっていたので誰も怪しむ者はいなかった。

そして、遺体を黒いゴミ袋にで覆い隠し、亦野が借りて来たリヤカーで運ぶことにした。

時刻はもう夜の八時のことである。

渋谷はあらかじめ、麻雀の特訓を理由に夜遅くまで校舎に残ることを他の教員から許可を得ていたのだ。

ちなみにこの白糸台では、麻雀部としての申し出であったならかなりのことが自由に許されていたのだ。

たとえ教員でも、麻雀部の生徒の申し出ならば大抵のことは禁止することは出来ないのである。

このことはコーチの死体を処理する上で大変好都合であった。

運んだ死体は、裏庭の目立たぬところに穴を掘り、そこへ埋めた。

当然死体処理なんてしたことは無かった二人は、埋めさえすれば安心だと考え込んでいた。

すべての作業が終った時には、周囲は青白くほの明るくなり始めていた。

コーチは、突然の行方不明として処理された。

ただ、まだ日にちが経っていないことから、警察などへの届け出はなされていないようであった。

しかし、周りの者は当然不審に思っているようである。



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