過去ログ - カネキ「僕があの人で」トーカ「私がアイツ」
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10:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 01:32:25.07 ID:JjT6t/ec0
カネキ「この飲んだ時に口の中に広がる芳醇な味わい、混じり気のないブラックコーヒーだからこそ分かる、苦味とその中に秘められた酸味が織り成す繊細なハーモニー。正に!至福!」

 つい感情の高まった時の癖で叫んでしまった僕の後ろから女性の声がした。

「あの、少し声のボリューム下げてもらえませんか?」
カネキ「あぁ、済まな、っ!Venus…」
「え?」

 Venus、振り返って謝ろうとした僕の目が彼女を捉えた瞬間、思わず口から溢れた。色白な肌にマゼンダのロングヘアー。赤縁のメガネは知的な印象を与えつつも彼女の大人の魅力を見せつける。

カネキ「す、済まない。このコーヒーが美味しくてね。つい、興奮してしまって」
メガネの女性「クスクス。まぁ確かにここのコーヒーはとても美味しいですからね。私も最初はびっくりしました。美味しくて。でも、他の人の迷惑になりますから静かにしましょうね、ってごめんなさい!初対面の人にこんな説教してしまって」
カネキ「いえ、悪いのは僕の方だからね、気にすることはないよ。ところで、その手にある本は高槻先生の本だよね?」
メガネの女性「ええ。貴方も高槻先生の本を読まれるんですか?」
カネキ「もちろんさ。彼女の描く世界観にはとても心を惹かれていてね」



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