過去ログ - カネキ「僕があの人で」トーカ「私がアイツ」
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30: ◆eS0lqLorlA[saga]
2015/03/24(火) 01:06:56.24 ID:DM6fDIep0
少し行間増やしてみます

リゼ「じゃあ、いただきます・」

カネキ「え?くっ!」

 彼女が僕の腕を口に含んだと思ったら、そのまま歯を立てて腕の肉を噛み千切った!夢見心地は夢のような光景によって一瞬にして覚まされた。

カネキ「何が起きて……!?」

リゼ「見たわね…なんてね」

 僕の目が映し出した現実には、黒目の部分が赤色、白目の部分が黒色をした所謂《グール》と呼ばれる生物の目をしたリゼさんが居た。

カネキ「何で…いや、最初からそのつもりだったのかい?Ms.リゼ」

リゼ「まぁね。と言っても、今日が楽しかったのは本当よ。だから、貴方の望むイイこともしてあげようかと思ったのよ?でも、貴方は運に見放されたみたいだから」

カネキ「何の話だい?…」

リゼ「いいえ、なんでもないわ。それより、普通に話しているけど中々頑丈なのね」

カネキ「いやいや、これでも一杯一杯の強がりだよ」

リゼ「そう。じゃあすぐに楽にしてあげるわ」

カネキ「少し聞きたいんだけど、僕はどうすれば君と付き合えたかな?」

 僕が純粋に気になっていることを聞くと彼女は心底可笑しそうに笑い出した。

リゼ「アハハハハ!」

カネキ「どうしたんだい?」


リゼ「貴方、本当に人間?自分の腕食べた人が目の前にいるのに、その人に対してどうすれば付き合えたのかって、アハハハハハハ!」

 僕は笑われるような事をしたかな?あぁ頭がぼーっとしてきた。失血が酷いようだ。これが最後の言葉になりそうだ。

カネキ「Ms.リゼ、聞いて欲しい」

リゼ「ウフフ、なーに?」

カネキ「愛してる」

リゼ「私もよ」

カネキ「そうか」

Au revoir,my venus




ボ←気にすんな


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