過去ログ - カネキ「僕があの人で」トーカ「私がアイツ」
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◆eS0lqLorlA
2015/03/28(土) 02:52:39.21 ID:H7EDj6Kl0
VTRが流れ出した。
女子アナ『私は今、夜になると謎の奇声が聞こえてくる、という情報のあったアパートに来ています。時刻は午後4時を回った程度の今は学校帰りの人達が前を歩いていて、特に異常な所は見られません』
女子アナ『今回、特別にこのアパートの住民の方にお話を聞けることになりましたので、早速伺いたいと思います』ピンポーン
青年「はい、なんでせうか?集金だったらうちは貧乏だから何も取ってませんよーっと」
ビンポンを押されて出て来たのは髪がツンツンしている幸の薄そうな男子高校生だった。
女子アナ「すみません、私、***局のアナウンサーの○○と申します」
青年「え、その***局のアナウンサーさんがどうしてこんな所に?もしかしてうちの同居人が何かしたんですか?」
女子アナ「いえ、そういう訳ではなく今回はある事件の調査をしているんです」
青年「ある事件?それは一体――――トーーーマーーー!?ワタシモウオナカペコペコダヨーーーー!!ああ!?もうすぐ夕飯作ってあげるから待ってて下さい!?……すみません、うちの同居人が…」
女子アナ「いえ…お忙しい所本当に申し訳ありません」
青年「いえいえ、それで、その事件ってもしかして夜中の声のことでせうか?」
女子アナ「はい、その事件です。では、オホン!貴方はその声をいつ頃から聞いていますか?」
青年「うーん、1週間前ぐらいからですかね」
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